
未経験・ド新人だけど、夢の不動産業界に入れましたー。
意識高いので、入社後も安泰間違いナシです!




こういうタイプの人が入社後に一番、失敗します。
新しい会社、新しい仕事では、誰しもが新人であり、未経験です。
不動産会社への入社後に失敗した8人の実例から学びましょう。
不動産キャリア20年の僕が説明します。
今日の記事を見ると、入社後の落とし穴にはまらず、安心して仕事できます。
僕のプロフィールも見てね!
・不動産業界経験20年以上、3回の転職で年収5倍UP(300万円→1600万円)
・小さな賃貸から大手不動産会社まで勤務しているので業界全体の実情に精通
・資格(宅建、不動産証券化マスターなど)、 不動産セミナー講演経験もあり!
【結論】 不動産会社に未経験で入社して失敗した人のパターンは8つ!




これまで、不動産業界を20年以上経験してきて、周囲には残念な未経験失敗パターンがたくさんありました。
不動産会社に限らず他業界にも当てはまる失敗パターンも含まれていますが、未経験者の方は、胸に手を当てて、自分があてはまっていないか、まずは、確認してみてください。
このブログを見ている意識高い系の方は大丈夫だと思いますが、部下に失敗例に当てはまるタイプの失敗くんがいたら、そっと対応策を教えてあげてくださいね!
① 未経験なのに、勉強しない
未経験ということは、まだ、その業界・職種を経験していないということですが、『にもかかわらず!』毎日の遊びが楽しいから、毎日の仕事が忙しいから、と、いろいろと理由はあると思いますが、絶対にしないといけないことというのがいくつから、あります。
その一つが勉強です。業界・職種の勉強、できれば、資格の勉強もしてください。特に、不動産業界は宅地建物取引士の資格を取ると企業の給与基準によりますが、月額1万円~5万円は資格給を貰えます。これは大きいです。年間にすると、年間12万円~60万円になります。それほど難しくない資格を取るだけで、一生会社から重宝さるし、遊びに行こうと思ったら、モルディブやドバイなどの高級リゾートにも遊びにいけるレベルです。僕も賃貸仲介・管理にいた頃は毎月2万円の資格給を貰っていました。今後、当ブログでは資格に関する記事も書きますのでまた特集したらみてください。先にお話ししておくと、宅建は僕も手こずった資格なので意外に合格が楽ではありません。やるならココロして掛かりましょう!
未経験のひとは、業界・職種について勉強するなら下記のようなことを勉強しておくとよいでしょう。
『業界全体と会社の方向性を把握し、職種の本を一冊だけ読んで、あとは現場で覚える!』
多分、1週間もあれば、すぐに終わります。それだけやっておけば、先輩から教えて貰うときにも聞いて分からないことはなくなるから、『あいつデキる!』と身分は昇格するし、新人未経験でもお客様の前で慌てることはなくなるからやってみてね!
・業界の今後の課題
・会社のビジョン(どっちを向いて進んでいるか)、社内制度、各部署の特性・一番出来る人は誰か確認
・職種のノウハウ(あれば一冊本を買って読んでおこう、残りは、現場で覚える(OJT))
② お客様に、未経験と言ってしまう
新しい会社に入った初日でも、会ったお客様からは、あなたはプロフェッショナルとして見られます。
自分がまったくの未経験で、そのお客様に立った場合でも、お客様は、20年のベテランかどうか新人かどうかと考えることはありません。
いきなりの、「プロフェッショナル」扱いに誰もが戸惑います。その緊張感で勉強にはずみが付いて、成長する訳です。ですが、お客様はプロに向かって何でも質問してきます。もしも分からないことがあったら、そこで言っちゃいけないのが、『私は、入って初日の未経験なので、わかりません。』という言葉です。もちろん、それは素直にそうだから、仕方がない一面もあります。
・・・が、しかし、物には言い方ってものがあります。『入社初日で、未経験でわかりません。』は、はっきり言ってイケてないです。会社の信用も傷つけます。
あなたに会ったばかりの他人なのに、『あー、りょうまさんは今日ご入社されたばっかりなんでね、それは大変ですね。まだ未経験なら仕方ないです、頑張ってくださいね』なんて言ってくれる、誰も傷つけないお客様はいません。
言うのなら、『ただいま、すぐに確認しますので、少しお待ち頂けますでしょうか。』です。この一言だけ覚えておけば、まったく焦ることはありません。あとは、プロの先輩に確認して、あたかも「もともと知ってはいたけど、(不動産は高額なので)お客様のために念のため確認したまでです」と言わんばかりの顔で、お客様に答えましょう。
きっと、お客様は「わざわざ確認してくれて、ありがとう(この方は信用できるかも)。」という展開になります。
未経験だからと言って、可愛くオドオドしてはダメです。




仕事って、とんでもない局面が出てくるときがあります。
僕の場合は、後輩と2人で気軽に行った会議で、通されたのは大ホール会議場。委託先企業の重役含め25人が勉強しまくって、2時間にわたり僕1人に25人が質問しまくるっていう時がありましたが、「入社直後でわかりません」とは絶対に言いませんでした。
もちろん、「その件は確認が必要ですので確認してからお答えします」ですね♪
③ 知ったかぶりをしてしまう。
さっきの「お客様に、未経験と言ってしまう」パターンと、真逆に、知らないのに、「知ってしまう」と言ってしまう失敗パターンです。
「知らないなら、素直に知らないって言えばいいのに…」この一言に尽きます。
本当はよく知らない、もしくは全く知らないのに、「まるで、よく知っていますかのようなフリをすること」
「あー、それですねー!よく知ってます。」「ですよねー、わかります。アレですよね、アレアレ。」みたいな、感じです。
知ったかぶりをした人には、必ずと言っていいほど、「天罰」がくだります。
知ったかぶる人は、なぜ、やってしまうかというと、「優秀な社員だと見せたい、知らない自分を見せたくない、知ったふりで優位なポジションに立ちたい、仲間外れは嫌だ」という腐った根性から来ます。
次の3つに該当する人は注意しましょう。
①プライドが高くて、目立ちたがり
②見栄っ張りで負けず嫌い
③わざわざ難しい言葉を使う
「知らないなら、素直に知らないと言いましょう。」この一言に尽きます。
※お客様に対しては、①のやり方で対応しましょう。
④ 礼儀・挨拶・後始末の3つはしっかり
新人・未経験でできることっていったら、挨拶くらいです。それもしない。
お客様への連絡は、「する」と言っていたのに「しない」、あれもこれも「やりっ放し」、お客様や同僚への最低限の気遣いすらない。
言葉遣いがイマイチ、返事はたまに、時間はゆるく遅れてくる、そんな人は、評価されず一度落ちた信用が上がってくるのに数年はかかります。
20年前の新人の頃、「デキルひとって、結局、どんな人だろう?」という疑問が抱き、いろんな本を読み漁って、周囲のデキルひとを研究して辿りついたのが、『礼儀・挨拶・後始末の3つ』です。
この3つを若いころにカラダにタタキ込むと、勝手に評価が上がっていきます。無料なのでコスパが良いです。あと、良い人・ココロが綺麗な人と思われる効果もあります。
会社の人、特に人事評価をする直属の上司や人事部のひとは、入社直後のあなたがどんな行動をしているか、めちゃくちゃ見てくるので、しらーっと、『礼儀・挨拶・後始末の3つ』を実践してください。
「礼儀」・・・返事、言葉遣い、時間厳守など、礼節を身に付けよう。
「挨拶」・・・コミュニケーション、人間関係構築の第一歩です。
「後始末」・・・お客様への連絡、事務手続き、身の回りの整理整頓、失敗の後片付け、お客様や一緒に仕事をする仲間を思う気持ちをもってしっかり後片付けしましょう。




この3つができている人はデキル人です。そして、すがすがしい。
同僚や先輩で、この人すごいな、何がすごいんだろうと思って、見ていると大体これができている人でした。
中には、もちろん、礼儀はないけど、頭のキレと発想が凄いって人もいますが、大体どこかで嫌われています。やはり、お客様から好かれるのは、礼儀・挨拶・後始末の3つがしっかりできる人です。



⑤ 前職の「やり方・ルール・当たり前」を振りかざすデキル風のウザイ人
新しい会社で、まだ未経験なのに、前職の会社での「やり方・ルール・当たり前」を押し付けてくるデキル風のウザイ人が結構います。特に、不動産業界が長くなったり、ちょっとだけ偉いポジションになった年長者に多いです。
「自分はこれで成功しているから」という成功パターンは、どの時代でも、どの会社でも通じると勘違いしているウザイ人がいたら、プライドを傷つけない程度に注意してあげましょう。そういう人に限ってめちゃくちゃプライド高いです。
実は、どんな人も、この失敗パターンに陥りやすいです。
有能なビジネスパーソンなら、入社時にあなたにきっとこう言ってくるでしょう。「この会社をよくするには、君がこの会社に慣れる前に、この会社の改善すべき点があったら是非提案して欲しいんだ。」と言ってきます。
会社というものは不思議なもので、中に長くいると、悪い点も慣れてきてしまって、従来の従業員は入社して6ヶ月すると意見しなくなります。ですが、一番気付いているのは新人という訳です。
そこに改善提案ができる新人っていうのは間違いなく、評価は爆上がりです。
ですが、その意味を履き違えて、「以前の会社ではこのパターンで成功してるので、この会社の●●はおかしい、だから、失敗しているんです」と言ってしまうひとがいます。それが納得できる意見ならまだ良いですが、その以前の会社かどうかは置いておいて、成功できた要素に説得力がない場合は、成功するかどうかよくわからない説をアピールしているだけで、先輩はこう思うでしょう。「過去の成功に囚われた囚人、メンドウなヤツ来たなー💦」と。
このテーマはすごく対応が難しいです。そして、優秀なひとが陥りがちな問題点です。
一番安全なのは、よく会社の雰囲気と周りのひとを観察してみるこです。そして、その自信のある考えが新しい会社にフィットしそうだなと思ったら、新しい会社を変える特権を持った新人のあなたの熱いハートで、是非、提案してみてください!
決して、ウザイ人にならないように、気を付けてください。
一度、ウザイ判定されると3年くらい囚人として幽閉されることになります。
⑥ コミュニケーションを取らない、質問をしない。
「コミュニケーションを取らない、質問をしない。」は、典型的な失敗パターンの一つです。
未経験ということは教えて貰うことが山ほどあって、どんどん質問しなければいけません。
なのに、内にこもって、質問がなかなか言い出せないとか、みんなの和にはいっていけない、コミュニケーションはとにかく極力取らないように気を付けるというのは、短期的にも、長期的にも大きな損をしていて、自分から新天地での居心地を悪くするような失敗パターンです。即座に改めましょう。
新人、未経験のひとができることと言えば、「礼儀・挨拶・後始末」「勉強」「コミュニケーション・質問」くらいです。
「新人、未経験の方がそれ以外はデキない」ということは、みんな分かっているので、とりあえず半年間(実質的なお試し期間)は、会社の同僚の大きな胸を借りたと思って、頼って大丈夫です。その代わり、仮免期間が終了するまでに、どんどん質問して、新しい会社のことを勉強しましょう。
⑦ 自分の仕事じゃないと区切ってしまう。
「自分の仕事じゃないと区切ってしまう」こういう煮ても焼いても食えない人、実は多いです。
そりゃ、そうなんだけどさ!ひょっとしたら、あなたの仕事じゃないのかも知れない。
でも、仕事のフィールドって完全に決められてるものじゃなくて、どんな会社のルールでも、「関連業務は仕事の範囲」です。
ある会社があって、A部署(Aチーム・Aライン)の仕事・B部署(Bチーム・Bライン)の仕事・C部署(Cチーム・Cライン)の仕事というのがあった場合、必ず、どの部署間・チーム間・ライン間、もっと細かく言えば、全く同じ仕事をしているスタッフ間の間には、「どちらにも寄せられない仕事」というのが、実在します。
それをお願いした場合の答えとして、
「A・Bチームの両方に関わる課題ですが、勉強のためにAチームの私が担当させて頂きます。」⇒パーフェクト!
「A・Bチームのどちらでもない問題ですがー、まー、Aチームの私にやれっていうなら頑張ってみます」⇒微妙!
「それってー、Aチームの仕事じゃないし、なんなら、Bチーム寄りの仕事ですよねー、Aチームの私の仕事の範囲外ですね、以上」⇒最悪な回答(でも、これ以外に多い)!
この失敗パターンは、特に、外資系不動産会社、もっと言えば、スタッフ系のひとに多かったです。
何でも「ハイハイと言ってやればよい」ということではありません。
明確に自分の仕事でなければ、確認した上で辞退することも必要です。
そういうケースではなく、グレーゾーンで誰かがやらないといけない仕事というものは、存在します。
頼まれたということは、あなたが信用されているということです。
(明確に誰の仕事と割り切れない仕事がどうしてもあって、みんなの仕事ボリュームや状況をすべて踏まえた上でお願いされている場合は)自分の仕事じゃないと区切らずに、対応しましょう。
ただし、「あんまり過度にハイハイと受け入れていると今度は副作用のように、グレーゾーン対応のベテランとしての地位を築いてしまい、給料に直結しない残業仕事が激増してきますよね!!」って言うベテラン勢の声もあると思います。その声については、そのとおりと言えます。新人ではない、キャリア組になってくると、話しは簡単じゃなくなってきます。グレーゾーンの仕事は、バランスを取りながらやっていきましょう。
今日はあくまで、新人・未経験という時点での対応を中心にコメントしてますので、ご注意ください。
⑧ まだ、何も出来ていないのに、不平不満ばかり言ってる人。
不平不満をもっているのは、皆んな大なり小なり持ってるものです。
それをグッとこらえて、やってる人も多いです。
そういう人が、酷い状況のときに、不平不満を言ってしまったというのは、サラリーマンの一つのストーリーなので、問題ではありません。まー、言わないにこしたことないですが・・・
問題は、まだ何もしていない、未経験者が、会社のことがよくわかっていないのに、「あーだ、こーだ」と不平不満ばかり言ってると、完全に浮きます。
<あまり参考にならないかも知れませんが・・・>
ちなみに、僕の場合は、かなりレアな考え方を持っていて、、、
「不平不満を言う時は、辞める時だ。」
という考え方を持っていた時代が長かったです。とにかく、文句ばっかり言ってる人が嫌いで、自分はあーは絶対ならないと決意してました。だから、こういう考えに至り、不平不満は一切言いませんでした。真似はしない方がよいです。ストイック過ぎます。
ですが、旧時代のサムライの精神みたいで、これはベストな考え方なんかではありません。
その後、不平不満を言わないのは一見いいことだが、会社を改善する提案ができないのと同一視されている自分に気付き、不平不満ではない改善提案を積極的にするようになりました。
この違いは紙一重なので、皆さん注意してくださいね!昇進昇格・評価UPされたいひとは、不平不満ではなく、改善提案でお願いします。




最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
今日の記事は、いかがでしたか!
ご質問、感想があったら、お問い合わせページからご意見ください。
それでは、また次回のブログで会いましょう!!




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