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【就職・転職者】不動産業界の魅力ランキング・TOP10【体験談】

不動産業界への就職・転職で、こんな不安や悩みはありませんか?

不動産業界の魅力・特徴について、知りたい!
どんな仕事があるの?
不動産の仕事って、楽しいの?
どのくらい、稼げるの?
未経験・ 中卒・高卒・ 宅建未取得で、大丈夫?
女性でも活躍できるかな?
不動産会社が倒産したら、どうするの?
将来、何か良いことあるかな?
一部では悪徳なイメージもあるけど?

この疑問に、僕が答えます。
僕のプロフィールも見てね!

記事の信頼性

・不動産業界経験20年以上、3回の転職で年収5倍UP(300万円→1600万円)
・小さな賃貸から大手不動産会社まで勤務しているので業界全体の実情に精通
・資格(宅建、不動産証券化マスターなど)、 不動産セミナー講演経験もあり!

目次

不動産業界の魅力ランキング10選

① 巨大な不動産業界(市場規模)

「不動産」って何?と考えた場合、大体は、自宅購入(マンション・戸建)か賃貸物件への引っ越しの際の不動産会社のことを思う方が多いです。不動産業界のフィールドは広大で、奥が深いです。毎月3万円のワンルームを賃貸仲介している街の不動産会社もあれば、三井不動産・三菱地所のように10年以上かけて街自体を創造する企業もあります。

不動産業の売上高 (2020年:44兆円) は関係が深い建設業(同134兆円)と合わせた売上高(同178兆円)は、全産業の売上高(同1362兆円)の13%を占め、1位の卸売・小売業に次いで2位の規模です【※財務省「法人企業統計調査」】。
続いて、以下の国土交通省の資料を見てください。日本国内の不動産資産は金額にして約2562兆円です。建物・土地は存在するだけで管理者が必要で、売却するときは仲介者が必要になってきます。そこには手数料が発生し、売上が立ちます。確実に不動産の仕事が必要となる法人所有不動産(収益不動産や不動産ファンドを含む)だけでも430兆円の規模です。個人の自宅購入後の管理など不動産の仕事が必要にならない場合もありますが、個人宅も購入時や売却時に仲介が発生したり修繕が必要となった場合にはやはり、不動産の仕事が必要となります。
これら百兆円単位の市場規模を目の当たりにすると、余りにも現実離れした数字に感じますが現実です。

簡単に言えば、
『不動産(土地・建物)の数だけ、不動産の仕事があります。』

『そして、それは無くなることはありません。』
『AIが進化しても、仕事の一部の形が変わり効率化することがあっても、衣食住関連の不動産業界の仕事が無くなることはありません。これについてはまた別に記事を書きます。』

引用:国土交通省「不動産投資市場の現状について」

② 多様な職種があって面白い(どんな仕事があるの?)

不動産業界の中は、面白い職種がたくさんあります。

文章で説明するよりも、次の『不動産業界マップ』をご覧ください。

これまで20年間に渡り、業界全体を見渡してきました。すべての職種の方と一緒に仕事して、僕自身も経験した職種がたくさん含まれていますので、イメージしやすいようにぶっちゃけトーク風に解説してみました!各職種のイメージは『ぶっちゃけトーク』の欄に記載してあるとおりです。

不動産業界の一部に悪徳なイメージもありますが、それは、真実です。

「千三つ(センミツ=1000個に3つしか本当のことを言わない)」と呼ばれるとおり、とにかく売らんかな!で嘘をまくしたてて情弱な庶民を地獄に落としていく。高額物件を売り付けて自分はインセンティブ(高額報酬)を貰う、私利私欲に走る悪徳プレーヤーも現実にはいます。それは一部であり、そこに手を染めると精神が病みますし、見つかれば社会的制裁も受けます。1980年代後半のバブル時代の面影をまだ引きずっていますが、コンプライアンスの高まりから最近では、そのような悪徳プレーヤーは大幅に減少しています。
それを言うなら、賃貸仲介・管理会社社員のあの誠実さ、トップ企業においては、三菱地所・三井不動産は『嘘をつく利益よりも、伝統・信頼あるブランド価値を守る方がよほど社会全体の利益に繋がる』ことを遺伝子レベルで理解しているため超絶紳士な方が多いです。また、そういうビジネスパーソンとしての最高峰の人格が備わる環境があるということです。もし興味があればそういうエクセレントカンパニーをぜひ目指してください。以下の⑤に記載のとおり、最近は入社のチャンスも広がっています♪

★ 不動産業界マップ

★ 職種別の年収とイメージ(会社や仕事)

【今日のヒトリゴト】
自分が転職するときに本屋に行きましたが、文庫本やネット情報では、一部の職種に限定された経験談しかなく、業界全体を見渡した経験者の現場ベースの言葉が見当たらなかったので、まとめてみました。今後も自分にしかできないことを考えて、お役にたてることを伝えていこうと思います。

③ 不動産の仕事が楽しい5つの理由

不動産の仕事はとても楽しいです。理由は5つです。

楽しい理由

① 金額が大きい(お客様の人生を決める提案が出来る仕事)
② 生活密着で身近な仕事(住宅・オフィス・ショッピングモール等)
③ 多種多様な企業・人に出会える(トップ企業・隠れた優良企業・職業・国籍・年齢)
④ 高収入を稼げる仕事(下記の⑤参照)
⑤ 高いスキルとサバイバル精神が養われる

不動産は取引金額が大きく、月額10万円の賃貸マンションだけでなく、都心では月額100万円の賃貸マンション(六本木ヒルズレジデンス等)も多く、地方でも夢のマイホームになると2000万円~1億円、不動産ファンドになると数千億円が普通です。商品の種類も、戸建やマンション、オフィスや商業施設(丸ビルやららぽーと等)など自分が生活でいつも接しているものが多くて身近です。世の中には、小さな金額(たとえば、雑貨や本)を商売にする仕事もあります。それも大切な仕事ですが、もしも、数十万円~数百億円の仕事をしたいと思っている方には、不動産業界はピッタリです。
僕の場合は、初めの会社では、外階段が外れている月3万円のワンルームアパート (違法建築!w) を扱っていましたが、次の会社で数十億円のオフィスビル、その次の不動産ファンド会社では数千億円のファンド運用が仕事でした。FIREしてからも数億円の不動産資産の運用が仕事です。この金額の大きさがもたらす高揚感は不動産業界の大きな魅力です。

また、オフィスでは企業の拠点戦略、住宅では外国人の日本での生活拠点、ショッピングモールでは飲食店の出店戦略、物流施設ではAmazon・楽天の物流網整備などをプロの不動産ビジネスパーソンとして重要な戦略をサポートすることになり、仕事の重みを実体験することができます。
都市圏ばかりではありません。地方でも、賃貸仲介・管理をしていた時は、街のあらゆる通りのお店と建物と雰囲気を覚え、はじめて街に来た人にとってかけがえのない案内人として活躍できたことは今でも貴重な体験として記憶しています。どんな職種も身近に人から求められている、とても夢のある業界です。

④ 高いスキル・知識が身に付く(契約・法律・地理・資格・コミ力・不動産投資スキル)

不動産取引には多くの契約・法律・地理・税金・資金決済等の知識が必要で、最初はまったく知識がなくても自然に仕事で覚えるようになります。

不動産業界に入ると、住宅やオフィス等、様々な不動産の契約や現地調査を経験し、多様な他業界の専門家(弁護士・会計士・鑑定士・測量士・工事業者)とも話すことになります。
宅地建物取引士の資格は、このような知識の塊であり、取得した方はわかると思いますが、広範な知識を得て、自信も付きます。また、各業界の専門家との協議や社内調整でコミュニケーション力が鍛えられます。
賃貸物件や分譲物件についても詳しくなり、自宅購入だけでなく、将来の資産形成に備えた不動産投資にトライする場合でも間違った情報から自分を防御する盾として不動産知識は大切な役割を果たします。
不動産業界で得た知識は、他業種への転職する場合でも、様々な場面で役立ち、無駄になりません。

⑤ 高収入を稼げる、チャンスの宝庫

上記の『職種別の年収と特性』を見てもわかるように、ミドルクラス以上になるとかなり稼げます。
究極的に言えば天井はなく、やる気次第です。また、ミドルクラス未満でも、営業職であれば成果次第でインセンティブもあるため、自分の夢や目標に合わせてチャレンジする場があります。最近では、雇用の多様化から最上位の財閥系不動産会社においても転職のチャンスは広がっています。以前は、就職時に面接の機会すらなく、転職者は全く取っていなかった時代もあることを考えると、今はチャンスの宝庫です。
賃貸仲介・管理や街の不動産会社は、ハイクラスほど給料は高くないかもしれませんが、自分のペースでゆるやかに生活を楽しむことができます。ステータスや給料の高さだけが幸福度の指標ではないことを、あえて、この場で伝えておきたいと思います。転職をして失敗する方もいます。ワーク・ライフ・バランスと自分の状況をよく考えて転職しましょう♪

⑥ 広大な不動産業界内で縦横無尽に何度でも異動・転職が可能

上記の『職種別の年収と特性』の表を見てもわかるように、上にも下にもたくさんの職種があります。
僕もそうですし、僕の知人にも多いですが、現状に不満(給料・仕事・人間関係・ステータス)があれば、同じ職種のライバル会社や上位職種にすぐに転職する方も多いです。中には、超有名な不動産会社にいるのに平然と退社して、ライバル会社に転職したり、出戻ったり、そしてまた転職したり、1年で3社も渡り歩く強者もいます。そして、本人の能力はそれほど高くないのに(失礼w)、会社からは感謝される始末。それほど、人が足りていない会社も存在します (ただし、あまり軽はずみな転職は周囲の仕事負荷を増やし、困らせるので自重しましょう。) 。
これはハイクラス層だけでなく、どの職種でも言えることです。まして、実力を少し身に付ければ長期的かつ安定的に不動産業界でサバイバルできます。例えば、営業であれば数字を作れる人、事務・管理系であれば期日を守ってしっかり仕事を進められる人であれば、どんな不動産会社でも信頼は厚いです。

不動産会社を退職しても、大半の人は、次も不動産会社に行きます。
この業界は面白くて、他業界から来る人は多くても、他業界に出ていく人はあまりいません。一度入ると抜け出せない不思議な魅力があります。ただし、離職率は良くも悪くも決して低くないため、何度も転職する人も多いです。ですが、その度に、キャリアアップする人が多いのも特徴です。

【今日のミニ提案「下位職種へのキャリアアップ転職」(難易度:中)】
通常、成長と年収UPを目指して上位職種への転職を考えることが多いですが、今の会社で獲得した能力で、現在の委託先の職種に転職して自分のスキルをフィードバックするという奇策も有効です。上位職種に行くだけが成功とは限りません。
僕の経験上、このケースで天下りする人は何人か見てきました。
例えば、不動産ファンドを運用するAM会社(アセットマネジメント)から委託していた施設管理のPM会社(プロパティマネジメント)に行き、「AMの意思決定方法」をよくわかっていることを評価されて重宝されている人、または、PM会社(プロパティマネジメント)からBM会社(ビルマネジメント)に行き、PM会社で見てきたBM複数社のメリデメ比較や習得した予算コントロール能力を持ってBM会社に行き、2年で役員に昇進した強者もいます。必ずしも上位職種に向かうことだけがキャリアアップではありません。
不動産キャリアが長い方は、現在の会社でのキャリアアップよりも下位職種でのキャリアアップに目を向ける戦略的な転職についてもチャンスがあれば考えてみてください。

⑦ 女性が活躍する職場が多い!

賃貸仲介・管理の不動産会社では、女性割合は30%~50%の割合が女性という会社が多いです。
実際、僕がいた会社は、自分の入社後に続々と新入社員が入ってきて10人になった頃は、僕と同僚1人以外は、8人が女性なので8割でした。女性の方は、丁寧な案内と誠実さ、女性ならではの視点・優しさから、賃貸仲介・管理という職種に合ってます。
売買仲介でも、成績次第で男性以上に稼ぐことも可能で、実際に、未経験から不動産営業に就職し、年収1,000万円以上を稼いでいる女性もいます。不動産営業は実力主義のため、性別で差別されることはありません。
ハイクラス層の職種でも、不動産ファンドの領域でたくさんの女性が活躍していて、年収は1000万円~1500万円を稼いでいる女性も多いです。僕の上司も女性でした。

積極的に女性を採用している不動産会社も多く、産休・育休などの女性が働きやすい制度を整備していますので入社前にぜひ確認してみてください。ただし、売買仲介などの営業職では、時間外勤務やノルマのプレッシャーなどもあり、負担は大きいため、その時々の家庭環境に合わせて職種を考えていくことも大切です。結婚後や出産後も、事務仕事は働きやすいので長く続けることができます。仕事に慣れたら、宅建資格を取ることで、資格給や昇進する方法も良いです。

最近の女性の社会進出やコンプラ意識の高まりをうけて、今後ますます、『おもてなし精神、隅々まで行き届く配慮、住空間の提案センス』など、女性らしさの価値は高まっていきます。

⑧ 未経験・中卒・高卒・宅建未取得でもOK!何歳でもチャンスあり!

不動産業界の大きなメリットは、未経験・学歴・年齢に関係なく、就職・転職できることです。

特に、営業の仕事は採用ハードルが低いです。そのため未経験でも正社員で採用されやすいというメリットがあります。中卒・高卒の方へのオススメは営業職でスタートし、実績を積んでから興味があればその経験を土台に他の職種にもどんどんチャレンジしてキャリアパスを広げることができます。
住み込みのマンション管理人は何歳でも大丈夫ですが、賃貸仲介・管理の会社を狙うのであれば、できれば50歳までが良いでしょう。ただし、若い方が主力で頑張ってますので、その点、注意が必要です。また、年齢が高いということは若者に無い経験値が武器になります。これまでの他の経験を活かせることもぜひアピールしてみてください。

入社時に、何も武器がなくてもOK!です。不動産業界は基本的に『やる気』のある人を歓迎します。

加えて、親しみやすい人柄や根気があれば、怖いものなしです。多少の知識の差よりもその人と一緒に働いてみたいかとのほうが短い面接では印象に残り合否を分ける生命線となります。ただし、ミドルクラス(独立デベロッパー)・ハイクラス以上(財閥系不動産・不動産ファンド・外資系不動産)になってくると、戦略的なキャリアパスが必要になってきます。僕の場合は、2人の小さな不動産会社からスタートして途中何も転職活動はせず、かなり遅めで28歳になってからキャリアパスを考えるようになり、そこから、9年後に最大手不動産会社に到達できました。社内での昇給・昇進は不動産業界はチャンスの宝庫なのではさほど難しくありません。興味のある方は、今後、当ブログでキャリアアップの秘訣について特集していく予定ですので楽しみにしておいて頂けると嬉しいです。

⑨ 万が一、企業が倒産しても食いっぱぐれが無い

現在は、一流企業ですら翌朝の朝刊で倒産情報が無情にも流れてくる時代です。
それだけ不確実性が高い時代に我々は生きています。それを避けようとしてもムリです。
ですが、不動産業界は無くなりようがありません。不動産資産は約2562兆円で、不動産業の売上高(関連する建設業を含む)は178兆円(全産業の13%)もあり、『不動産(土地・建物)の数だけ、不動産の仕事があります。』
そして、不動産業界内では、いつでもあなたが面接に来社するのを待っています。試しに、未経験でもよいので面接に行ってみてください。きっと、新しい道が切り開かれます。

⑩ 人生の選択肢が広がる(独立開業・不動産投資FIREも可能)

不動産業界の特に魅力なことろが、①不動産会社で独立開業しやすい、②不動産投資をはじめやすいことです。

小さな資本金で、賃貸や売買を取り扱う不動産会社を持てます。自分で顧客情報を持っている人、業界ネットワークが広い人は、特に自分で始めるケースが多いです。特に、賃貸仲介業・売買仲介業は、在庫を持つ必要がなく、若い方でも簡単に参入できます。宅建資格は必要ですが、あとは営業力と知識さえあれば自分の腕一本で稼げますので、小さくはじめて、段々と大きくして、会社員時代の何倍も収入を稼ぐことも可能です。
また、不動産会社の従業員で不動産投資を始める方も多いです。僕もその一人です。
※ただし、サラリーマン投資家の方で青色申告に該当する規模まで投資される方は勤務先の副業規定にご注意ください。
不動産会社経営も不動産投資も自分の人生を一気に変えてしまうパワーがあります。もちろん、リスクもありますが、それだけ夢は広がりますので、サラリーマンの頃は、自分の夢に向かって仕事して給料を上げておいて、それを貯金して将来の独立や不動産投資に備えてください。一般的な65歳~70歳頃まで仕事を続ける人生ではなく、30代~50代で人生を変えるチャレンジをするのも素敵な目標です。人生一度切りです、人生100年時代を謳歌しましょう。

不動産業界の女性特有のメリット・デメリットを教えてください!

頼れる転職エージェントについて、教えてください!

今日の記事は、いかがでしたか!
ご質問、感想があったら、お問い合わせページからご意見ください。
それでは、また次回のブログで会いましょう!!

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