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解約・成約分析で未来の解約を予想!|引越し最盛期(2022年1~3月期)

今日は、2022年4月1日です。引越し最盛期(1~3月)が終わりました。
自分の賃貸物件のリアルな解約分析・成約分析をして、将来シミュレーションをしてみました。今日はそのやり方をご説明します。

大家歴7年、不動産歴20年以上、元ファンドマネージャーの私が説明します。

目次

解約分析から未来をシミュレーション

所有物件データ
  • 築浅アパート5棟35戸(3~6年くらい)
  • 関東圏
  • 2019~2022年の間のデータ分析

解約分析結果

将来シミュレーション
  • 今年の最盛期(2022年1~3月期)は、過去2番目に解約が少なかった(2戸/35戸中)
    ⇒ 解約は2年サイクルで集中する。昨年2021年1-3月期に過去最高の解約数となったが、今年は2年サイクルの真ん中のため解約は一旦少なくなった。逆に、2023年1-3月は解約が増加すると予想できる。
  • 2022年4月以降は、2年前の2020年の4月以降と同様に、解約が増加する見通し(要注意
    ⇒ 理由は解約の2年サイクル(賃貸物件は2年毎に同じ動きをする⇒賃貸契約期間が2年ということが主要因)
  • 一番、解約が少なかったのは2020年1-3月期。コロナの影響が理由

過去データから「現状の説明」と「今後の予想」ができる大切さ

2021年の1-3月期は、解約が8戸と多く、原状回復費用も嵩みました。
そのため、今年の1-3月期はビクビクしながら構えていました。

しかし、昨年とは逆に、コロナ期の2020年1-3月期を除けば最も解約数が少なかった。

現状の説明

理由は簡単である。
理由は解約の2年サイクルです。
賃貸物件は2年毎に同じ動きをします。賃貸契約期間が2年ということが主な要因です。

つまり、2021年に解約が多ければ、翌年は少なくなるが、2年後に多くなるの繰り返しということが予想され、実際にそうなりました。これが、2022年1-3月期に解約数が少なかった現状の理由となります。

今後の予想

自分の賃貸物件の過去の解約分析から将来をシミュレーションすることは、とても大切です。

その一例をご紹介します。

私の賃貸物件をもしも所有しているオーナーがいたら、一般的には、こう思います。

『 昨年2021年は解約が少なかったな(危険意識が薄まっている)。ようやく自分の物件も落ち着いてきたな。ひょっとして、賃貸マーケットが落ち着いてきたのかもしれないな。私の賃貸経営は非常に順調で問題なく進んでいる。』

⇒ このように思って、安心し切っているところに、2022年4月以降は、年1回の多額の固都税支払に加えて、原状回復工事・AD支払が集中する3重苦を迎えることでしょう。

過去の解約分析から将来をシミュレーションした場合は、下記のような予想を立てることができます。

『 2年前の2020年4月以降は解約が増えたため、同じことが2年後に起こると予想できる。つまり、2022年の4月以降、これから解約が増えると予想できる。私の賃貸物件は解約が2年前同様に高水準となるため、多額の原状回復費用とADを支払う用意が必要となるのは必至、キャッシュフローには要注意だ。 』

⇒ これにより資金と心の準備ができます。予想はとても重要です。

大切なことなので、もう一度言います。

「 自分の賃貸物件の過去の解約分析から将来をシミュレーションすることは、とても大切です。 」

成約分析

今期は解約が2戸しかありませんでしたが、その2戸について成約分析をしてみます。

成約分析結果
  1. 2戸の空室期間は29~40日。賃料UPしてハードルを上げた割には空室期間は短い
  2. 賃料は1戸が6,000UP、もう1戸が2,000UPと好調
  3. 2戸とも結婚が解約理由。入居理由は就職・進学で若年層ターゲット
成約データ解約1件目解約2件目
解約理由結婚結婚
退去日1/311/25
入居日2/283/5
空室日数29日40日
入居者特性23歳・女性・大学生→正社員18歳・男性・高校生→大学生
入居理由就職のため大学進学のため
旧賃料59,000円61,000円
新賃料65,000円63,000円
賃料up6,000円2,000円

空室期間1ヶ月|エリア最高賃料を実現

今に始まったことではないですが、アパートを新築・所有して以降、いつも心掛けていることがあります。

目標
  1. エリアで一番高いアパート賃料(アパートなのに周辺マンションよりも高い賃料でいつも成約してます)
  2. 空室期間は1ヶ月(最短で成約させる。35戸平均でいつも約1ヶ月程度です。)
  3. 物件バリューアップ・資産価値向上を追求・必要な設備追加のために工夫を惜しまない。但し、金は掛けない。

私のアパートは特に変わったところはありません。

築浅で、ロフト付きの物件が多いということだけが特徴で、関東圏にありますが、最寄駅からも15分くらいの物件ばかりです。

それでもエリアで一番高い賃料、しかも、アパートなのに、マンションよりも高い賃料で成約させています。

では、空室期間を長めに取っているかと言えば、そんなことはなく、平均空室期間は1ヶ月で成約しています。

退去後の原状回復|物件案内|契約手続きの時間を考慮しても、35戸の平均空室期間が約1ヶ月となるのは、かなりハードルが高いと思っています。ですが、これを6年間実現して来ました。

このブログをご覧いただいている読者の方にはノウハウを共有したいので、お話しします。

ポイントは、不動産会社とのリレーション|物件バリューアップ|度胸(賃料戦略)の3つです。

このブログをご覧いただいている読者の方にはノウハウを共有したいので、別の記事でお話ししたいと思います。

良かったら、下記リンクからどうぞ!

最後に

いつもご覧頂き、ありがとうございます。
最近、少しづつですが、読者の方も増えてきて嬉しいです。

ご意見などあれば、問い合わせフォームからいただけると幸いです。

毎日、同じくがんばっている大家のみなさんが成功することを祈ってます。
また、新しい記事でお会いしましょう(*´з`) 以上。

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